衝撃旅行の思い出

ゆるっと暮らし

お疲れ様です。ゆるっとです。

なぜ休日一瞬なのか。いい大人であるにもかかわらず、誰かが時間を操作しているのではないか、といまだに考えがちです。月曜日は疲れるなぁと思いつつ、ふと帰り道に思い出したことがあるので、ここに綴ってみようと思います。

確か小学3、4年の夏休み。祖父母に連れられて、姉と私は初めてタイのプーケット島にいきました。旅行の思い出は断片的で、ビーチで過ごしたことや夜キャバレーショーを観たこと、ホテルの部屋の中にヤモリがいて初めて鳴き声を聞いたこと、いつもとちょっと顔が違うような気がするミッ〇ーマウスの腕時計を買ってもらったこと(前から持っていたかもしれない、でもなぜか旅行の記憶にあります)(笑)。本当にそれぐらいしか覚えてないのですが、一番覚えている、というか忘れられない出来事があります。

その旅行中に祖母が体調を崩して、現地で1日だけ入院してしまいました。もともと祖父は別行動でゴルフに行くことになっており、本来は祖母と3人で過ごす予定の日だったのです。幸い祖父母の日本人の知人がその日に私たちの面倒を見て下さったのですが。

何が衝撃だったのかというと、その日の朝に起きた出来事のことです。
私たちが目を覚ましたその時、既に祖父はゴルフに出かけて不在、小学生の子ども2人が残されている状態でした。今思えば、これだけでもなかなか衝撃なのですが続きがあります。
泊まっていたホテルは寝室(祖父母)+居間+寝室(姉と私)のような構造でした。居間のスペースに干していた水着を取りに入ろうとすると、なんと扉に鍵がかかっている。もちろん携帯がまだない時代、私たち2人は途方に暮れていました。

そんな時、普段は内気でおとなしい姉が行動を起こしたのです。
『もしかしたら、ベランダの方から入れるかもしれない』
そう思ったのでしょう。姉がベランダに出て、なんと隣の居間につながる塀を乗り越えようとしたのです。姉も小学生だったと思うので、塀は自分たちよりだいぶ高かったのですが、手足の長いことが功を奏したのか、姉は何とかその塀を乗り越え、居間のベランダに着陸。そして幸いベランダの鍵が開いていて(それはそれで危険ですよね!)、無事に姉が居間の扉の鍵を開けてくれたのです。

私たちは当時そんなに重大とは思ってなかったんでしょうね、家に帰ってから笑い話感覚で両親にその話をしました。
その時の両親の反応は覚えていないけど、次の年からプーケット旅行は禁止になりました。(当時その理由として、私たちが夏休みの宿題を終わらせていかなかったから、ということになっていて、それを信じた私は号泣した記憶があります(笑)。)
結果的にけがや事故にならなかったからまだいいものの、親からしたら怒り心頭ですよね。
祖母が入院している中、小学生の孫2人を置いてゴルフに行き、さらに鍵に管理もしてないわけですから。
なかなかハチャメチャな祖父(と祖母)だったので、家族はものすごく振り回されましたが、今こうしてブログのネタとして有効活用させてもらえてるので、まあ良しとしましょう(でも許しません)。

そんなわけで、今回は、私が子どもの時の衝撃旅行思い出の話でした。

ではまた、お会いしましょう。

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