【本の情報】
≪タイトル≫ 仕事のムダとり図鑑
≪ 著 者 ≫ 岡田充弘(クロネコキューブ代表取締役)
≪ 出 版 社 ≫ かんき出版
≪ 出 版 年 ≫ 2020/2/17
【どんな本】
・仕事のムダに気づき、ポイントを押さえて改善し、効率よく働くためのメゾット本
・具体的な対策の方法が分かりやすく示されているので実践しやすい。
・必要性や意味を見いだせない仕事がある時や作業の段取り・流れ・効率が悪いと感じる時のヒントになる。
・今までの習慣や慣習を振り返り、自分の行動を見直すきっかけになる。
目次
①コミュニケーションは工夫や努力が必要
・全てはコミュニケーション次第であることを改めて考えさせられる。
・相手を観察し、相手にあった伝え方の重要性がわかる。(伝えたかではなく、伝わったか)
・言った言わないを防ぐ方法や具体的なツールの使い方。簡単なルールを決め共有する方法。 対面で行うのか、電話やメールなどのツールを利用するのか、使いどころの解説も分かりやすい。
【個人的意見】
・管理職と平職員の役割を当事者が各々理解していないことで、仕事の連携がうまくいかないことが多い。 また、自分個人としての立場(感情面)と役職・担当としての立場(肩書)を混同している人が多いため、 役割の共通認識と、感情と業務の区別を意識的に行える状況が望ましいと思う。
②目的をはっきりさせ、効率的かつ結果が出る方法を常に意識せよ
・昔からの習慣や慣習について、振り返る機会が必須。
・一度の振り返りではなく、常にアップデートやバージョンアップをしていく。
・会議やキャリア形成なども、目的がはっきりしていればムダな時間や労力は不要。
【個人的意見】
・現状に対して常に疑問を持ち続けることが、成長につながる。
・手段が目的にならないようにする。
・目先の利益や不利益に囚われるのではなく、先を見通した上で、効率的かつ正確な仕組みを常に意識する。
③プチストレスや手間を見逃すなかれ
・どんな小さな手間でも、毎日重なれば大きなムダとなる。
・自分自身のOAスキルも高めつつ、便利なツールやAIを最大限活用していく。
・身近にできることやお金をかけず解決するできることがたくさんある。
【個人的意見】
・調べるのは少し手間がかかっても、効果が大きいことが多い。
・情報を集めるのにこんなに恵まれた時代はないと思う。
・情報が多い分、検索スキルの高めていく。
【まとめ】
・個人で変えられる部分はすぐ取り組めそう。ただ組織あるあるなので、所属部署や会社全体レベルでの改善へのアプローチや提案・説得などのアクションやアピール方法が肝。
・まず、ムダ(不要なこと)に気が付く。
・ムダとされてきた作業の目的(ゴール)をはっきりさせて、効率的かつ正確な手段・方法がないか考える。
・個人で解決が難しい課題は、皆と共有して改善策を考える。
・常に振り返り更新していく。
あ、これってPDCAでもありますね。
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