目に見えるものだけで判断しないために

ゆるっと思考

お疲れ様です。ゆるっとです。
今日は半袖でも過ごせそうなくらい暖かい日でしたね。
子どもたちが公園で遊んでいる姿を見たり、道で歩いている親子とすれ違ったりして、思わずにやけてしまった私。
マスクをしてるから怪しまれないでしょう。(多分)

最近YouTubeで様々な動画を見る中で、とても考えさせられるものに出会いました。
それは関西の方で不用品回収や遺品整理などで活躍されているイーブイという業者さんの動画です。
単に片付けるのではなく、スタッフの方が依頼者さんの思いに寄り添いながら作業をしていく様子がよくわかり、素敵な会社だなと思って見ています。

元々私は断捨離動画が好きで、見ているだけで自分がすっきりすることを楽しんでいました。
そしてこの業者さんの動画に出会い、いくつか見ていく中で改めて気がついたことがありました。
それは、目に見えている状況だけで物事を判断することや決めつけてしまうことの愚かさです。

動画には、いわゆるゴミ屋敷やモノ屋敷が沢山出てきます。
最初は『どうしてこんな状況になってしまうのだろう』という単純な疑問があり、片付けが苦手な性格だからかな、位に思っていました。
でも、依頼者さん達のインタビュー内容を聴いていくと、私は自分の考えの甘さを痛感しました。
元々は掃除好きな方や真面目な方達が、それ故仕事や人間関係での深刻な悩みがある中、必死で生活している。そして自分の心身のことまで気にかけていられない状態になってしまった。
自分で何とか状況を変えようと思っても、体がついていかない、相談できる人が周りにいない、自分はダメな人間なんだ、と悪循環に陥ってしまう方が多いように感じました。
それでも、イーブイさんに相談して前に進むことができた依頼者さん達を見て、どれだけ苦しく辛い思いをして、それでも勇気を振り絞って行動したのだろうと、胸が締め付けられる思いでした。

残念ながら、実際心ないコメントもあるようです。
そんなコメントを相手にしないことが一番だと思いますが、またそんなコメントをする人も、やはり心が寂しく想像力が足りないのだな、と哀れに思います。(ちなみに、職場の人にこの動画のことを話したら、『なんでそんなになるまで掃除できないんだろうね』とさらっと言われ、とても悲しくなりました。人として良い方なだけにショックはありました。でも、そういう風にしか捉えられない人が実際にいるのだ、と勉強になりました。)

人間は視覚からの情報を重視するのは当たり前の反応です。
ただ、今目に見えているものだけに囚われて、物事の本質まで考えられないのはとても危険なことだと思います。
例えば、ニュースの映像や画像は、あくまでも現実の一場面が切り取られただけです。
カメラに写っていないところでは、全く別の世界があるかもしれない。良くも悪くも情報が都合よく編集されているかもしれない。
疑い深くなる必要はないです。でも、もしかしたら別の視点や考え方があるのではないか、目の前で起きていることに何か理由があるのではないか。
そう考える力が大切だと私は思います。
以前のブログでも出てきたように、物事を多角的・多面的に捉えること。
そして想像力を働かせて、相手の心に寄り添うこと。
そんな風に行動できる人が増えたら、お互いの人生が豊かになれるように思います。

まずは自分を大切に。
そして自分の大切な人たちを大切に。
お互い様、お蔭様精神でポジティブにいきましょう!

ではまた、お会いしましょう。

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